山翠舎のブログ

【補修の現場】古木梁と壁との隙間が気になる。

作成者: Kojima|Dec 6, 2017 8:00:00 AM

どうもこんにちは。東京支社制作部の小嶋です。

今回は、弊社施工店舗であるナプレ南青山本店さんの補修工事のお話です。このお店は今年の7月頃、弊社で木工事(主に古木の柱と梁の施工)をさせて頂きました。

▶山翠舎HP施工事例ページ ナプレ南青山本店

▽施工前:古木の柱と梁の設置前


(※画像引用:https://tabelog.com/tokyo/A1306/A130602/13003493/

▽施工後:古木の柱と梁の設置後


古木があることでほっこりとどこか懐かしさが漂う温かみのある空間に生まれ変わりました。

施工後、今回はどこを補修したかと言いますと、
弊社で施工した古木梁と、もともと既存である白い壁との間の隙間です。

▼細かいところですが、この部分です。

なぜこのようになるのかと詳しくお話しますと

施工の際に柱と壁の内法寸法よりも少し小さくないと梁が入らないというのと、その際、既存の白い壁をなるべく傷つけたくないという点から多少余裕(クリアランス)を持たせて、梁をカットするのです。

なので、どうしてもこの隙間というのはうまれてしまうものなのです。


そこでこれをどのように補修していくか?

数ミリの隙間であれば、コークボンドやシリコン剤といった隙間充填材を使用するのですが、今回は少々隙間が広いので、普段はあまり使用しない漆喰で補修しました。

こんな感じで、隙間を埋めることができます。

▼まずは養生

▼漆喰で埋めます

施工時間は乾燥時間も含めておおよそ1~1時間半程度です。

▼元々隙間がなかったような仕上がりになりました!



今日は補修の現場をお伝えしました。

◻施工店舗情報

ナプレ 南青山本店

URL→https://tabelog.com/tokyo/A1306/A130602/13003493/