山翠舎のブログ

【女性現場監督が綴る工事風景】炭火焼串さくらだ 柱・梁の設置

作成者: Saito|Jun 17, 2019 7:43:00 PM

こんばんは、制作部の斉藤です!
先日お引き渡しが完了しました、千歳烏山の施工店舗さくらだ様。最初の打ち合わせから引き渡しまで一連の工事に立ち会ったのは、自分にとって初めての経験でした。完成までの工事風景を、古木を中心にお届けします!

入り口の柱と梁を組む様子
▼こちらはさくらださんの入口の写真です。太く大きな梁が横にかかり、梁を支えるように入口にも古木の柱が組まれています。シンプルなデザインでありながら、モダンな雰囲気と古木の力強さを感じます。

 

梁と柱の設置

このはどのように設置したかというと・・・。

▼この写真は解体後、入り口の柱と梁を組んでいく様子です。

古木の性質を見極め、仕上げる大工には常に緊張感があります。大きく重量のある梁の搬入時にはあいにく雨が降っていましたが、皆全力で弾きとばしました!木は気候にも繊細に反応します。本当に生きているようですね。

▼梁と柱を組んでいます。寸分の狂いも許されない職人技が光ります。


店内の楓(メープル)丸太柱6本を設置

下の写真は河口湖から届いた楓(メープル)の古木!大工さんによると、丸太での設置は珍しいとの事。6本とも白い木肌が雪のようでとても美しいです。

このように味のある曲をみせる木、どう建てるんだろう…?

大工の手による墨出し(ここでは材の芯を出します)は目からウロコでした!
▼設置後の様子 まだ塗装前です。


▼そうして塗装を施され、艶のある仕上げに!近づいて見るほどうっとりしてしまいます。




段々と完成に向かう流れ全てが新鮮で、現場では驚くことばかりです。この味わいある木に囲まれ、食べるさくらだ様のお料理、とても楽しみです。

これからも様々な現場の様子を更新していきます!どうぞよろしくお願いします。

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