こんばんは、制作部の斉藤です!
先日お引き渡しが完了しました、千歳烏山の施工店舗さくらだ様。最初の打ち合わせから引き渡しまで一連の工事に立ち会ったのは、自分にとって初めての経験でした。完成までの工事風景を、古木を中心にお届けします!
入り口の柱と梁を組む様子
▼こちらはさくらださんの入口の写真です。太く大きな梁が横にかかり、梁を支えるように入口にも古木の柱が組まれています。シンプルなデザインでありながら、モダンな雰囲気と古木の力強さを感じます。
この梁と柱はどのように設置したかというと・・・。
▼この写真は解体後、入り口の柱と梁を組んでいく様子です。
古木の性質を見極め、仕上げる大工には常に緊張感があります。大きく重量のある梁の搬入時にはあいにく雨が降っていましたが、皆全力で弾きとばしました!木は気候にも繊細に反応します。本当に生きているようですね。
▼梁と柱を組んでいます。寸分の狂いも許されない職人技が光ります。
下の写真は河口湖から届いた楓(メープル)の古木!大工さんによると、丸太での設置は珍しいとの事。6本とも白い木肌が雪のようでとても美しいです。
このように味のある曲をみせる木、どう建てるんだろう…?
大工の手による墨出し(ここでは材の芯を出します)は目からウロコでした!
▼設置後の様子 まだ塗装前です。
▼そうして塗装を施され、艶のある仕上げに!近づいて見るほどうっとりしてしまいます。
段々と完成に向かう流れ全てが新鮮で、現場では驚くことばかりです。この味わいある木に囲まれ、食べるさくらだ様のお料理、とても楽しみです。
これからも様々な現場の様子を更新していきます!どうぞよろしくお願いします。