こんにちは!制作部の田中です!
今回の職人さんは土間屋さんをご紹介します!
土間屋さんの仕事
一般的に左官業者と言われますが、床専門の左官業者を通称「土間屋」と言います。
漆喰塗りなどで内装や外壁を仕上げのが「左官屋」で、コンクリートの床をつくるのが土間屋です。
先日、私が今担当している現場での土間打ち工事がありました。
土間打ちの流れ
今回の土間は、コンクリート→スタイロフォーム(配管関係を入れる)→コンクリートの3層構造で、今日は一番底のコンクリート打ちになります。
▼その1:土間打ちはじめに、ワイヤーメッシュという補強材を敷きます。
ワイヤーメッシュの使用によりコンクリートの強度を高め、床の厚さを節減することができます。
▼その2:次に、手押し式の運搬台車(通称:ネコ)にコンクリートミキサー車からコンクリートを入れ、ワイヤーメッシュの上から流していきます。
▼その3:トンボと呼ばれる土間の仕上げ用の道具で、床に流したコンクリートの表面を均一に整えていきます。形状がとんぼに似ていることからこの名称がついたと考えられています。
▼その4:トンボで均一に整えたら、コテという道具で仕上げていきます。ピシッと真っ直ぐに仕上がっていて、惚れ惚れする美しさです。
▼今日はここまでできました!
今回の土間は、コンクリート・スタイロフォーム(配管関係を入れる)・コンクリートの3層構造で、これは一番底になるので、まだ仕上がりではありませんが、最終的にどのように仕上がるのか楽しみです!
ついつい壁やインテリアに目が行ってしまいますが、床の工事はとても奥が深いです。目に見えない部分もこんなに綺麗に美しく仕上げるんですね。
今後の工事の様子も随時更新していきたいと思います!