SDGs。サステナブルな社会とは?
その基本は、良いものを長く使う社会です。廃棄すればそのぶん炭素が出るからです。
既にあるものを活用し循環させる。合理化と大量生産消費の時代にこの循環をどこまで実現できるのか、ということになります。
私たちは「循環をつくる企業」を目指しています。古木はもちろん、古民家に使われている土壁や石も捨てずに活用します。とにかく捨てない。知財を継承し、カーボンオフする。それらをリサイクルではなくアップサイクルしていく。
再活用が価値を高める。そんな世界を作りたいと思っています。
そのために私たちは、古木を使った施工や空き家古民家の再生賃貸事業、古民家を生かした町おこし、空き家を活用した交流スペースづくり、古民家をより維持しやすくするための知財共有の仕組み化、海外に向けた古木プロダクトのブランド展開など、さまざまな取り組みをしています。
そして未来の職人を育てるため、長野県大町市が全国の拠点となるような大工養成構想も進めています。
それでも、山翠舎だけでできることには限りがあります。 古民家を守るためには多くの人の力が必要です。私たちはそのために、自社で持っている知財を誰もが使えるよう解放します。ぜひこのアクションにあなたも参加し、私たちの仲間になってほしいのです。一緒に手伝ってほしいのです。
そのためにあなたにお願いしたいのは、ほんのちょっとしたことです。
古民家や古木を活用したお店に来てほしいのです。そこで美味しい料理を食べ、くつろいだひと時を過ごしてもらう。ほんの少しそこで経済を動かしてほしいのです。
それだけで、「古民家を残し、持続可能な経済を循環させ、職人の技術を未来へ繋げる」アクションに、あなたは参加してくれたことになります。