今回は、私が今担当している現場の壁に使われている木材の表面加工、スプーンカットを紹介します!
スプーンカットとは
その前に、まず、木材の表面加工とは、木の表面に加工を施すことで、無垢材の個性を一層際立たせる技法です。
表面加工には様々な種類があり、模様のひとつひとつが静かに光を跳ね返し、さわり心地や質感もよく、こだわりの空間を演出できます。
中でもスプーンカットは、その名の通りスプーンで削ったような模様を施す加工で、やさしくなめらかな曲線が無造作に影を作り出し、まるで手彫りのような味わいを生み出します。
▼表面がスプーンで削ったような模様になっていますね!
▼下部の大谷石(おおやいし)と相まって味わい深い壁に仕上がっています!
この後、スプーンカットを施した表面に塗装を施していきます。
▼塗装の様子は、こちらの記事をどうぞ!