山翠舎のブログ

【企業・事業ブランド賞受賞】信州ブランドワード2017授賞式

2017年11月24日配信

信州ブランドアワード1こんばんは!デザイン営業部の酒井です。

先日開催された信州ブランドアワード2017

信州ブランドアワードとは何なのか?

2017年の受賞企業とは!今回はそんな内容を更新します。

信州ブランドアワードとは
”「信州ブランドアワード」は、長野県から発する優れたブランドを選考して表彰するものです。2004年「信州ブランドフォーラム」の開催を機に、長野県から発するブランドの優れたデザインを選考して表彰する「信州ブランド・デザイン賞」としてスタートしました。翌2005年からブランド自体を賞の対象として選考するようになり、「信州ブランドアワード」に改称して今日に至ります。”
(文章引用先リンク:http://www.ndpa.jp/ndpa/sba/

デザインの本質を掘り下げた考え方をもとに、①志向性(コンセプト) ②表現性(デザイン) ③情報伝達性(コミュニケーション) ④地域性(ローカル・コミュニティ) ⑤継続・発展性(マネジメント) 総合的観点からブランドの特性を見極めます。

来年には15回目を迎えるこのイベント。信州ブランドアワード2017は、SBCのニュースでも取り上げられました。


企業・事業ブランド賞「山翠舎」

当社が見事受賞しました!おめでとうございます!

信州ブランドアワード9

信州ブランドアワード10

1930年に長野市で建具屋として創業した山翠舎は、木とともに歩んできました。2000年からは古民家の解体・仕入れ・販売をスタートし、現在では古木を活用した店舗の設計・施工で300件の実績があります。どこの県のどの民家の「古木」なのかトレーサビリティを確立し、居心地のいい空間づくりと環境負荷の低減をミッションステートメントに掲げ活動しています。
信州ブランドアワード8

林業が盛んな長野県において、建築、工務店の背景で培ってきた自社の職人の技で、優れた”古木”の調達、管理、保管、施工と一貫した強みで秀でています。これからさらなる全国都市群への事業発展も期待され、企業・事業ブランド部門に選定されました。


大賞、その他の受賞ブランドをご紹介します。

大賞「塩尻ワイナリーフェスタ」
信州ブランドアワード3

(画像引用リンク先:https://www.ginza-nagano.jp/event/18270.html

今年で13回目の開催となった塩尻ワイナリーフェスタ。
漆のワイングラスを持ってワイナリーを巡る2日間は、5000人を動員します。

「1930年に塩尻にぶどうを植えてからのこの年月、ブランド確立に至るまでの苦労が報われます。塩尻誇りを持ってもらえることが喜び。」そう壇上で語られました。
信州ブランドアワード5
”世界級リゾート”を打ち出す長野県にとって、”自然と食”の豊かさをまさに代表するフェスタとしての地位を確立し、すべての項目において高く評価されました。

信州を代表するワイン産地の塩尻市で、新緑まぶしい季節に年に一度のワイナリーのお祭りを開催します。 オリジナル漆ワイングラスを片手に、のどかな桔梗ヶ原の葡萄畑に点在するワイナリ―をめぐり、丹精込めた、個性豊かなワインを楽しむイベントです。


個別ブランド部門賞「コサージュシリーズ」
信州ブランドアワード6
(画像引用:http://www.city.chikuma.lg.jp/docs/2016071200025/

花弁のフリルや柔らかさ、豊かな花弁で現在30色の品種を日本に発信するコサージュシリーズ。トルコキキョウの新種の花は価格の暴落に悩まされることも多いと言いますが、発売前から市場の花屋さんや生産者さんに集まってもらいブランド性を高めたと言います。

今年は受賞者のコサージュもこのコサーズシリーズのトルコキキョウで彩られ花井やかに。

トルコギキョウの生産量が日本一の長野県において、国内外のコンテストでも上位品種を多数輩出しているナカソネリシアンサスの「コサージュシリーズ」は、2016にIFEXにて大賞を受賞しています。ブランディング成功に導かれた手法は一次産業におけるブランド育成の参考になり、個別ブランド部門賞に選定されました。


地域ブランド部門賞 「長野えびす講煙火大会」

信州ブランドアワード11
(画像リンク先:https://gurutabi.gnavi.co.jp/i/i_2000027/

地元の人たちだけでなく県外・海外から人を集めて町おこしにも貢献するえびす講煙火大会。西宮神社えびす講であることを忘れず、地元企業の協賛あってこそ盛大に開催できるその心意気あってこそ!との感謝を語っていました。

長い歴史を持ち、”専門家の選ぶ冬花火”で第1位に選ばれた”えびす講の花火”は長野を代表する風物詩のひとつといえます。観光の端期に日本国内にとどまらずアジア圏からも観光客が訪れ、戸倉上山田、白馬、湯田中などの周辺観光地を巻き込んだ地域一帯の魅力向上に繋がっている点も含め、地域ブランド部門賞に選定されました。


長野県知事賞 「姥捨の棚田」
信州ブランドアワード12

(画像リンク:http://chikuma-kanko.com/tourist-guide/obasute/

古くから月の名所として知られ古今和歌集に始まり松尾芭蕉、歌川広重らの題材にもなった姥捨の棚田。このかけがえのない棚田を守るために「棚田貸します制度」を実施して県内外から90組のオーナーを集め、オーナーの9割がリピーターと好評です。この制度は棚田の保全のみならず、農村と都市の交流の役割も担っています。

日本の原風景を参加型で残す一つのケースとして、姥捨の棚田は歴史的・文化的にも様々な要素が揃っています。

オーナー制度や農業体験、加工品の開発、販売などものとことがバランスのとれた状態で整い、今後の継続性が大いに期待されます。

信州ブランドアワード13

長野には素晴らしいブランドがあることを再発見できました。各ブランド、企業の努力が長野県をどんどん魅力的な県へと価値を高めているんですね。

この度はおめでとうございます!

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