長野の小さな木工所から三代にわたり続く私たち。その歩みは、持続可能な社会の実現に貢献してきたと自負しています。2000年代前半から進めてきた「古木」(R)活用事業は、その代表的な取り組みです。
社会課題でもある「空き家の増加」。しかし古民家再利用には、費用と高度な技術が不可欠です。私たちは、古木(R)を管理・流通させる仕組みを構築しました。この仕組みには「人」の力も必要です。高齢の大工・職人を積極的に雇用し、伝統的な日本の技能継承を行いながら、古民家の持つ文化的価値を保全しています。
古木を「モノ」として再活用するだけでなく、古木に刻まれた「コト」「トキ」も循環させることで新たな価値を創造。古民家解体費用と古木買取金額を相殺するなどで利益を生み出す、「古民家・古木サーキュラーエコノミー」を推進しています(2020年度グッドデザイン賞受賞)。
私たちはこの事業を、古民家の「所有者よし」「利用者よし」「事業者よし」「社会よし」「地球・未来よし」の「全方よし」と捉えています。これからも古木(R)を通じ、SDGs達成に寄与する価値を創造し続けて参ります。
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