演劇『エミリア・ガロッティ/折薔薇』で古木が舞台装置として使われました
▼演劇『エミリア・ガロッティ/折薔薇』
昨年2023年10月に東京で行われた演劇公演『エミリア・ガロッティ/折薔薇』は、トランスレーション・マターズが上演した舞台作品です。(※公演終了しております)
この舞台は、1772年ごろにドイツの啓蒙思想家でもある劇作家ゴットホルト・エフライム・レッシングによって書かれ、"世界初の市民悲劇"と呼ばれることがある戯曲です。
演出家・木内宏昌氏と舞台美術家・大島広子氏によって手がけられました。
舞台美術において環境に配慮した取り組みが特徴となっており、「古木」を舞台装置として使用することで、廃棄ゼロを実現しました。
舞台装置や衣装からの廃棄ゴミは一切出ず、持続可能な舞台制作の一環として、「古木」に新たな命が吹き込まれました。
▼舞台『エミリア・ガロッティ/折薔薇』で舞台装置として使用された古木
演出家・木内宏昌氏と舞台美術家・大島広子氏のインタビュー記事掲載
また、この舞台についてインタビュー記事が掲載されました。
信州アーツカウンシル発行のドキュメントブック『「ともにつくる 気候×アート のものがたり」Shinshu Arts-Climate Camp Document Book 2023-2024』にて山翠舎の古木が舞台装置として活用された事例を紹介いただきました。
2024年3月29日
掲載記事▶【PDF公開】「ともにつくる 気候×アート のものがたり」
こちらの冊子は、Shinshu Arts-Climate Campがこの1年間の活動をまとめたドキュメントブックです。
Shinshu Arts-Climate Camp(信州アーツ・クライメート・キャンプ)とは、
文化芸術の視点から気候変動や地球環境の課題を見つめ、長野県において様々な取り組みが行われている、人に学び、共に考え、変化していく共通のスペースをつくっていこう、というプロジェクトです。
ドキュメントブック「ともにつくる 気候×アート のものがたり」の中で、
演出を手掛けた、演出家・木内宏昌氏と舞台美術家・大島広子氏のインタビュー記事では、山翠舎の古木を舞台装置に活用した経緯とその魅力について語ってくださいました。
▼記事一部抜粋
掲載記事▶【PDF公開】P51~53「ともにつくる 気候×アート のものがたり」
木内様、大島様、トランスレーション・マターズの皆様へ心から感謝申し上げます。
ありがとうございました。