こんにちは!野城です。
先日、とあるお店で使用する古木選定で長野の大町工場に伺いました。
長野・大町にある大町工場(古木倉庫)は古民家解体などで入手した古木の保管や加工を行う場所で、長野本社・東京支社と並ぶ山翠舎の重要拠点です。
今回はこちらの様子をお伝えします。
工場は山や田んぼが見えるのどかな場所にあり、外観はこんな感じ。
いかにもといった雰囲気です。
中に入ると大量の古木が種類別に保管されています。
中にはこんな骨董品もありました。
上から見るとこんな感じ。とにかく数が多いです!
ミニチュアみたいに写ってますが、1本で4~5メートルもあります。
さていよいよ本題へ。
とあるお店で使う古木選定ということで、候補の木が並べられていました。
分かりずらいですが写真右の方です。
こんな感じですべての古木に違った良さがあります。
近くでみた写真。古木は煤けているので削ってあげるときれいな木目が出てきます。ちなみに古木に書かれた番号は図面上での番号に対応しているそうです。
これらは工場の方がお店の雰囲気に合うように選定しているとか。この後お客様同伴の元、古木が選定されていきました。
現場で扱いやすいように倉庫で加工されたのちに、施工店舗へと運ばれます。
ちなみに、私のお気に入りの古木はこれ。円弧に近い形で曲がっているのがポイントです。
色合い、長さ、太さ、樹種、曲がり・・・。1本1本に表情があり、同じ古木はありません。
選ばれた古木はどのようにお店の一部として生まれ変わるのでしょうか。今から楽しみです。