デザイン営業部の酒井です。
旧正月、立春を迎えて新しい気の巡るこの節目ということで、改めて大町倉庫工場を開き、"これからより多くの工場見学のお客様を迎え古木も循環するように”と神主さんをお招きして清めの神事を本日執り行っていただきました。
山翠舎が長野県大町の倉庫工場を取得して以後、古木を集めてストックしご興味のある方には工場見学にもお越し頂いております。
しかし、この工場の外観はとってもひっそりとした看板が入り口脇にあったくらいで、『山翠舎』という会社がここに拠点を持っているということはほとんど伝わっていない場所でした。
そこで、この日に神事を行うとともに大町の倉庫工場に看板を新たに取り付けました。
神事を執り行う目的はもう一つあります。
古木はこれまで何十年以上も人ともに歩んできたもの。
山翠舎の主な古木はどんな古民家から譲り受けたものかを把握をしていますが、中には古材としてストックされていたものを譲り受けたものもあるため、この節目に古木のお祓い・お清めもしていただき、”古木がまた新しい場所で新しいオーナーとともに良い時を経て行けるようにしたい”ということも目的として神事を執り行っていただきました。
神事
長野本社スタッフは毎朝8:00からの朝礼を終えると荷物の最終確認。
▼玉串用の枝振りの良い枝葉も選定。
▼大町では田村さんが雪かきをして整えます。
午前中は青空も見える、澄んで凛とした空気でお天気にも恵まれました。
▼神棚を整え準備
▼神主さんによる神事がスタートです。
▼お塩、お米、お神酒を用いて、建物の四隅とお祓いをしたい場所をめぐります。
お祓いが終わると、玉串奉納。
ここで、作法に習ってそれぞれ玉串を奉納しますが、自身でやってみるとなれないことでもありついぎこちない動きになってしまいます。神主さんの所作の美しさ、丁寧さに気が付きます。
無事に儀式を終えたあと、改めて二拝、二拍手、一拝のやり方などを教えていただき、
毎日の神棚の整え方やご挨拶の仕方など、質問にもこころよく答えてくださりました。
「心と体(からだ)は一体ですから。
それに、参拝される方で、どこか疑心暗鬼な気持ちをお持ちの方もいらっしゃることを多々感じますので、
お時間が許すときには所作を確認したり、気になることなどは確認してもらって、
心から神事に向かってもらえたらと思っているんですよ。」
そんなお言葉にあまえて日々の疑問にもお答え頂き、毎朝朝礼後に神棚にご挨拶する方法も教えていただきました。
大町倉庫の看板取り付け
神事が終わると、工事部長の佐藤さんの下準備のおかげもあり速やかに看板を設置。
▼before:看板がないため遠くからでは会社名がわかりませんでした。
▼スタッフで看板取り付けます
▼after:遠目からでもわかる看板が設置されました!
これを節目に、まず第一に工場で働いたりこの場に来る方々の安全を。
そして、沢山の方が古木の魅力を感じてくれる倉庫工場になるように!
さらなる飛躍の年となりますように。
そんな思いを共有できる時間となりました。
大町の倉庫工場、皆様のご訪問をお待ちしております!