【店舗紹介】長野県松本に『酒膳てんてこまい』オープン!
蔵を改装した趣ある店内と、迫力のイチョウの一枚板カウンターが自慢の和食居酒屋さん。
長野県松本市に『酒膳てんてこまい』が9月1日、満を持してオープンしました!
歴史ある蔵を改装した趣ある空間で、多彩なお酒と地元長野県の食材にこだわったお料理の数々が楽しめる和食系居酒屋です。
この度、山翠舎が設計施工に携わりました。
今回は、『酒膳てんてこまい』の空間づくりへのこだわり、オーナー様の開業への想いや、オープンをお祝いしてレセプションに伺った際の様子、お料理の数々をご紹介します。
お店があるのは長野県松本市。松本駅から徒歩14分のところに位置します。
松本市は、城下町としての歴史を持ち、観光地としても人気があるエリア。松本駅近くの「中町通り」は、白壁と黒なまこの土蔵が軒を連ねる風情漂う商店街です。
▼松本の中町通り商店街の風景。「蔵のある街」と呼ばれ、ノスタルジックな雰囲気が漂います。
この「中町通り」に、築100年の蔵造りの物件の2階を改装して『酒膳てんてこまい』はオープンしました。オーナー様の地元愛が『酒膳てんてこまい』オープンを実現!
長野県が地元のオーナー様は、上京して10年間東京の飲食店で経験を積まれました。
東京で過ごす中で、地元長野県の良さを再確認し、「自分のお店を開くなら地元長野県でやりたい」と決めていたそうです。
自分のお店に訪れた人々へ、心を込めたお料理とサービスを通じて地元の魅力を伝え、松本の活性化を目指したい!という強い想い胸に『酒膳てんてこまい』をオープンされました。
▼店内の様子
注目ポイント:圧倒的な存在感を放つイチョウの一枚板カウンター
『酒膳てんてこまい』は、築100年の蔵を改装した2階の店舗です。
既存の建物や構造を最大限に生かした内装仕上げが特徴で、飲食店の設計施工の実績ある山翠舎だからこそ実現した空間です。
中でも注目ポイントは、7メートルに及ぶカウンターです。木目の美しい銀杏(イチョウ)の一枚板をつなぎ合わせて作り上げたもので、その存在感は圧巻です!
オーナー様にも大変満足いただき、ぜひお客様にも注目していただきたいとおっしゃってくださいました。
また、広々としたテーブル席もあるのでグループでのご利用にぴったりです。ゆったりと食事が楽しめます。
歴史ある蔵の改装、課題に挑んだ職人の技
下の写真:松本市中町通りにあるこの風情漂う蔵の2階が『酒膳てんてこまい』です。1階は「SHINSHU OMIYAGE BASE」という信州の銘品が集まるアンテナショップです。
店舗完成の裏側では、既存の建物や構造を生かす内装に仕上げるためには数多くの課題もありました。
施工担当の佐藤さんによると、
「搬入通路やスペースが狭かったため、ほとんどの資材は2階の窓から搬入しました。高所での作業による危険性や、資材の大きさや形状によっても難しい作業なので慎重に行わなければなりません。
また、平面計画の中では、既存の柱の構造補強を行いながら、3本の柱を抜く作業も行いました。抜く柱を誤ると耐久性に問題が生じるため、木造建築に対する高度な知識と技術が必要になります。
▼施工時の写真:赤枠:柱を抜いた部分。黄枠:新しい柱を入れ、さらに荷受け梁で補強しています。
また、天井太い梁には、当時の大工が記した墨の文字が残り、歴史を感じさせます。さらに、給気排気の計画にも苦労しました。既存の外壁には穴を開けることができなかったため、限られたスペースでの給排気システムの設計が必要でした。」と語っています。
こうした難しい課題の数々を乗り越えて、オーナーの理想とする空間を予算内で無事に形にすることができました。
こうした難しい課題の数々を乗り越えて、オーナーの理想とする空間を予算内で無事に形にすることができました。
▼写真:お引渡しの様子
オープンをお祝いしてレセプションに伺いました。
長野県産にこだわったお料理の数々をご紹介!
8月に無事お引渡しを終え、9月1日のグランドオープンを控えたこの日、代表山上をはじめ関係者スタッフでレセプションに伺いました。
▼お店の入口。こちらから2階へ上がります。
『酒膳てんてこまい』では、多彩なお酒と地元の食材を使った料理が楽しめます。海のない長野で豊洲直送の新鮮なお刺身もいただけます!
さぁ、この日いただいたお料理をご紹介していきます😋
▼冷菜のおまかせ盛り合わせ:長野県産の季節食材を使ったお野菜を中心とした冷菜です。
▼とうもろこしの揚げ物 営業担当の田中さんお気に入りの一品
▼こちらの芋焼酎『てんてこ舞』は、長野県佐久平産のサツマイモを使用した焼酎です。
お店と同じ名前のお酒をたまたま発見したオーナー様が、看板ドリンクにしよう!と決めたそうですよ。
お店と同じ名前のお酒をたまたま発見したオーナー様が、看板ドリンクにしよう!と決めたそうですよ。
▼今が旬のシャインマスカットの白和え
▼お造り盛り合わせ:毎日東京から直送される新鮮なお魚はプリップリ!
▼特選牛肉の肉豆腐:柔らかいお肉の旨みがじゅわ~っと広がります。
▼名物の「羽釜で銀シャリ」でいただく卵かけごはん:筑北村(ちくほくむら)のコシヒカリを、扉温泉の温泉水で炊き上げたツヤツヤご飯。卵は、旧志賀村の山奥に位置する「長野県西ノ入養鶏」の濃厚な絶品卵。箸が止まりませ~ん!
▼集合写真:後列左から:小林、施工担当 川島、代表山上、前列左から:営業担当 田中、オーナー 久保田様、施工担当 佐藤
お酒もお料理も豊富な種類でどれも美味しかったです。ごちそうさまでした!
最後に。
山翠舎も長野県に本社を構える企業として、同じ地域活性化を目指すオーナー様の熱い想いに共感し、パワーをいただきました。この度はお店づくりに携われたことを心より感謝申し上げます。関係者の皆様にも深く感謝申し上げます。
あらためて『酒膳てんてこまい』のグランドオープンおめでとうございます。お店が毎日賑わい、「てんてこまい」な繁盛店となることを心より願っております。
皆さま、ぜひお立ち寄りください。
◆店舗情報
酒膳てんてこまい
住所: 長野県松本市中央3-2-13 2F
電話: 0263-31-5460
アクセス:松本駅から徒歩約14分
定休日 毎週木曜
営業時間17:30〜22:30 (Lo.21:30)
Instagram : https://www.instagram.com/shuzen_tentecomai/
↓2番目の「羽釜で銀シャリ」炊き立て動画がとっても美味しそうなのでぜひご覧ください☆活気ある雰囲気も伝わってきますよ。