山翠舎のブログ

【最新施工事例】銀座に古民家の美が息づく 『銀座 和牛想榮』さまお引渡し

2023年12月13日配信

【最新施工事例】  『銀座 和牛想榮』さまのお引渡しの様子をお届けします。

銀座に古民家の美が息づく洗練された空間が誕生。

和牛想榮さま2今回は、『銀座 和牛想榮(わぎゅうそうえい)』さまのお引渡しの様子をご紹介いたします。
場所は、東京メトロ銀座線 銀座駅から徒歩8分に位置するビルの4階。
この洗練された美食の都市、銀座に高級和牛鉄板焼料理店『銀座 和牛想榮』が誕生しました。

「和牛想榮」は、和牛への深い敬意と想いが込められ、
A5ランクの本格黒毛和牛を使用した料理が堪能できるお店です。
贅沢な味わいがお客様を魅了することでしょう。(2024年1月オープン予定)
そのこだわりは、空間にも充分に現れています。

 


コンセプトは「都心のビルで古民家改修を行う」

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「都心のビルで古民家改修を行う」という斬新なデザインコンセプト。
和の伝統とモダンなデザインと融合し、特別な空間が広がっています。
和の寝殿造りから派生したデザインを取り入れており、
「簾戸(簾障子)※」を使用することで、実際の古民家の改修を彷彿とさせる空間に仕上がりました。
※簾戸(すど)とは、簾(すだれ)をはめこんた建具の総称です。(簾障子 すだれしょうじ)
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シンプルながらも、銀座に相応しい洗練された雰囲気を表現しています。
ぜひ、お店を訪れた際には、上を見上げて古木の美しさを堪能してください。
古木の一本一本には、昔の職人たちの手による技術が凝縮されています。
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カウンターや厨房、客席がシンプルに配置されており、
簾戸(簾障子)を組み合わせて空間を美しく区切ることで、
お客さまはプライベートな時間をゆったりと過ごすことができます。
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また、襖を外して柱の間にテーブルを配置することで、大勢のお客様でも利用することができます。
梁や柱が長いスパンで通る姿が現れ、ダイナミックで風情ある雰囲気が生まれます。
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施工担当者が語る舞台裏

お引渡しを終えた後、施工担当の山口さんにお話を伺いました。
▼お引渡しの様子(手前から、営業担当 岡田、施工担当 山口、エバークリーン(株) 若木様、デザイナー 菊田)
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山口さん 『古木がきれいに納まり、無事にお引渡しの日を迎えられてホッとしています。
大変だったのは、搬入作業ですね。古木は長くて太くて、とても重いんです。
何本もの古木を傷つけないようにビルの4階に搬入するためには、
プロの鳶さんたちとの連携が不可欠でした。
▼クレーンでの古木搬入作業の様子
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深夜1:00から始まったクレーンでの搬入作業は大変でしたが、
プロの鳶さんたちの協力により、3時間も早く終わることができました。
▼搬入した古木を組み上げる様子
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▼施工風景:ビルの中で複雑に組み上げられた古木。美しさと力強さを放っています。
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古木のほぞ穴や手刻みの跡からは、
昔の、電動工具が無い時代の職人の手仕事を感じることができます。
訪れたお客様には、それぞれ表情の異なる唯一無二の古木を堪能していただきたいですね。』
 

前回の『和風牛肉料理 まつもと』に続き、2店舗目のご依頼。

今回の『銀座 和牛想榮』の設計施工は、
前回の『和風牛肉料理 まつもと』(埼玉県春日部市)に引き続き2店舗目となります。
『まつもと』の特徴は、素晴らしい大黒柱を用いたカウンターです。
▼『まつもと』店内写真(「まつもと」の施工写真はこちら
まつもと
素材と空間にこだわったこのお店は、オープン以来多くのお客様に愛され続けています。
『まつもと』に続き、今回、『銀座 和牛想榮』の設計施工を山翠舎にご依頼いただけたことは大変光栄です。

店舗情報

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店名:銀座 和牛想榮 (ぎんざ わぎゅうそうえい)
住所:東京都中央区銀座8丁目3−1  GINZA TOKIDEN(銀座時傳) 4階
最寄駅 :東京メトロ銀座線 銀座駅より徒歩8分 JR山手線 新橋駅より徒歩5分
オープン日:未定(2024年1月予定)
オープンした際には、ぜひお立ち寄りいただき、美味と至福のひとときをお楽しみください。

この度のお引渡しに際し、オーナー様と関係者の皆様には心から感謝申し上げます。
ご協力いただき誠にありがとうございました。
これからも、私たちは経験と専門知識を活かし、
お客さまのご満足を第一に考え、さらなる魅力ある空間を提供できるように努めてまいります。
 

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