2024年11月14日、長野県小谷村(おたりむら)の村役場にて開催された「白馬村・小谷村・糸魚川議会協議会」で、当社代表取締役社長の山上が講師として登壇しました。
白馬村(長野県)、小谷村(長野県)、糸魚川市(新潟県)は、いずれも日本の中部地方に位置しており、長野県と新潟県にまたがるエリアにあります。
講演会では、山翠舎の地域活性化や古民家再生に関わる取り組みや事例紹介を通じて、3地域の議員の皆様と意見交換を行いました。
会場には、約50名もの議員の方にお集まりいただきました。山上はスライドを用いて、山翠舎が手掛けた地方創生の施工事例や古民家再生プロジェクトの活用事例を紹介しました。
山翠舎が取り組んできた実績は「価値のある古民家を未来へ残すためにどうすればいいか」という強い想いを持ち、その想いを核に行動し続けていることを示します。
古木を活用した内装施工の実績は500店舗以上にのぼり、現在は古民家を解体せずに活用する遊休不動産活用事業へと進化していることを伝えました。
▼山翠舎の施工事例:「道の駅 小谷」の改装工事
▼長野県小諸市の「酢重ギャラリーダークアイズ小諸」。明治時代の建物をアートギャラリーへ再生した事例
山翠舎が現在進めている小諸市や善光寺エリアでの古民家再生プロジェクトについても説明しました。
また、白馬村岩岳エリアで観光事業を成功させた白馬岩岳マウンテンリゾートの和田社長などの成功事例を数多く紹介し、「次は白馬から30分圏内の小谷村で、議員の皆様とともに地域の活性化に取り組みたい」と熱い思いを語りました。
質疑応答では、「新事業を進める上で、住民の反応や抵抗はなかったのか。」といった質問が寄せられました。これに対して山上は、「新しい取り組みは小さく始めて少しずつ実績を積み重ねることが大切です。そのために視察やワークショップ、説明会を開催し、地域住民の理解を深める活動を一緒に実践していきましょう」と回答しました。
さらに地元住民の方からは、「多くの住民が古民家の価値を認識していないため、歴史的建造物として文化的価値を伝えてほしい」との声も寄せられました。
さらに地元住民の方からは、「多くの住民が古民家の価値を認識していないため、歴史的建造物として文化的価値を伝えてほしい」との声も寄せられました。
講演会後には、糸魚川市のホテルへ移動し懇親会が開かれました。懇親会では、和やかな雰囲気の中で古民家再生や地域活性化について熱い意見交換がされて大いに盛り上がりました。
山翠舎の古民家を活用した地方活性化への取り組みには、自治体の方々や地元住民の皆さん、事業者の方との連携が重要です。
歴史ある貴重な古民家が地域のシンボルとなり、人々を惹きつける場所として守り続けられるよう挑戦を続けていきます。
この度は講演の機会をいただき誠にありがとうございました。