2022年3月7日 立教大学経済学部、遠山ゼミナールの学生さまより講演依頼をいただき、代表山上がSDGsのオンライン講義を実施しました。
遠山ゼミナールでは「中小企業と地域経済」をテーマに活動されています。
今回のご依頼内容は、山翠舎の事業内容を始め、SDGs事業を行うに至った背景、SDGs事業における利益性の実現など様々なお話をお伺いしたい、ということでオンライン講義をさせていただきました。
ZOOMで約2時間のオンライン講義では、
前半約1時間は、資料を画面共有しながら山翠舎の事業内容、SDGsの取り組みについて説明しました。
▼資料共有をしながらの山上による講義
グッドデザイン賞受賞した「古民家・古木サーキュラーエコノミー」をはじめ、
古木利活用の事例を交えながら持続可能な社会実現のための現在の取り組みを紹介しました。
新規事業である空き家とオーナーのマッチング事業のOASIS(オアシス)サービスや、
3月にオープンする長野のシェアオフィス事業なども紹介しました。
■後半1時間は質疑応答
経済学部ということもありマーケットインについての質問が次々に寄せられました。
▼画面越しに回答する山上。
Q:下請け会社だった山翠舎がなぜ元請けの設計施工会社になれたのでしょうか?
A:下請け会社から、設計の請負い、設計施工一貫体制の元請け会社へとステップを上がる度に、
常に問題意識、課題を見つけて解決する仕組みを考えてひたすら実行し続けているからです。
また、世の中に認知されていなかった「古木」という素材に注目し、飲食店の内装に活用したことが実績を重ねることができた理由です。
Q:なぜ「飲食店」の内装工事なのか?
A:「飲食店」の内装にしようと思ったのは、飲食店は厨房機器などが必要となるため、物販店などに比べて内装費が高いからです。
当初は古木販売のみで、飲食店の内装では使っていませんでした。
後に「古木」を店舗内装に活用することを思いつき、実績を重ねていきました。
また、オーナー様から寄せられる多くの悩みや課題を解決したいという想いから、
内装工事のみにとどまらずOASISサービスにもつながっています。
Q:有名な企業から依頼されるまでになったきっかけはどういったことでしょうか?
A:飲食店内装工事で実績を重ねたこと、有名企業さまからウェブサイトで検索してお問い合わせいただく機会が増えています。
なので、ウェブサイトでの情報発信には力を入れています。今後も山翠舎のウェブサイトは進化する予定ですのでお楽しみに!
他にも次々に寄せられる質問に対して一つ一つ回答しました。
山上が何度も強く語っていたことは
『問題意識を持つこと。そして行動・実行をすることが重要』ということでした。
▼後日、立教大学遠山ゼミナールさまのTwitterでも講義の様子をご紹介いただきました。ありがとうございます!
フィールドワークでは、株式会社山翠舎代表取締役 山上浩明様より、事業内容や取り組みについてお話を伺いました。事業を改革されるにあたり、その視点の鋭さや行動力に私たちゼミ生は驚くばかりでした。山上様、取材にご協力いただき、ありがとうございました。 pic.twitter.com/KMcOt8g0UY
— 立教大学遠山ゼミナール (@toyama_seminar) March 10, 2022
未来ある若い学生の皆さんへ山翠舎の想いを発信する素晴らしい機会をいただけましたことに感謝申し上げます。ありがとうございました。