こんにちは!今回は、長野県上伊那郡に新しくオープンしたカフェ「MĀNOA (マノア)」をご紹介します。
カフェ巡りが好きな方や、コーヒーが好きな方にはぜひ足を運んでいただきたいお店です。
特別な一杯が、あなたの心を癒してくれますよ。
この度、山翠舎が設計施工に携わりました。
お店誕生の舞台裏やオススメポイントをたっぷりご紹介します!ぜひご覧ください。
MĀNOAがサブウェイの隣にオープン!
▼サブウェイ・ルート153南箕輪店(長野県上伊那郡)外観
MĀNOAは、サブウェイ・ルート153南箕輪店(長野県上伊那郡)の店内にあります。
サブウェイのお店が目印で、駐車場完備なのでアクセス良好です。
フードコート形式の客席フロアでは、サブウェイとMĀNOAの両店舗がフロアを共有しています。
▼店内に入ると左側がサブウェイ、右側はMĀNOA。その奥はフードコート形式の客席フロア。
店名の『 MĀNOA マノア』の由来は、ハワイのオアフ島ホノルル地区の地名や谷、川、滝の名前から来ており、「広い」という意味も込められています。
ロゴマークはハワイのコアの木をイメージしています。
なんと、ハワイ出身のスタッフさんが在籍していますよ。
感動のコーヒー体験
MĀNOAのおすすめはサイフォンで丁寧に淹れる香り豊かなコーヒー。
湧き上がる湯気やコーヒーが徐々にドリップしていく様子を見るのも楽しいひとときです。
さらに、驚くべきはこの小さな厨房に最高のマシンを数々導入している点です。
▼この鮮やかな赤が特徴的な機械は、ラ・マルゾッコ社製のエスプレッソマシン。
イタリアに本社を置くラ・マルゾッコ社は、世界トップレベルの企業として名高いエスプレッソマシンメーカーです。
MĀNOAでは、このラ・マルゾッコ社製のエスプレッソマシンを導入しており(なんと、お値段数百万!)、高品質で香り高いエスプレッソを味わうことができます。
さらに、最新式の焙煎機やミルクスチーマーも新設し、本格的な味を求めるコーヒー愛好家も満足させる一杯を提供しています。
▼こちらは最新のコーヒー焙煎機。
最近ではバリスタの世界大会でも使われている焙煎機で、性能と品質への高い信頼性が伺えます。
MĀNOAの、豆からのこだわりと真の味わいを追求する姿勢を感じます。
『MĀNOA』誕生の舞台裏:『珈琲館 伊那店』の閉店を経て新たなスタート
MĀNOAのオーナーである、チャールズさんは、以前、「珈琲館伊那店」をFC展開されていました。
▼オーナーのチャールズさん。素敵なお人柄が写真から伝わってきますね。
やむを得ず2023年に珈琲館を閉店することとなり、お客様からは「とても淋しい」と、閉店を惜しむ声がたくさん寄せられました。
とても愛されたお店だったことが伝わってきます。
オーナー様は、珈琲館 伊那店で共に働いていたスタッフや使用機材を有効活用したいと考え、既にFC運営していたサブウェイ・ルート153南箕輪店内フロアに新たなカフェスペースを創り上げました。
珈琲館を知るファンからは、MĀNOAのオープンで、再びチャールズさんの素敵な笑顔と美味しいコーヒーが味わえることに喜びの声が寄せられています。
担当デザイナーが明かすMĀNOAの舞台裏
今回、MĀNOAのデザインを担当した山岸さんにデザインのポイントをお聞きしました!
Q:デザインの中で難しかったことはありますか?
山岸:設計の中で直面した難題として、既存店の特性を生かしたレイアウト、効果的な動線設計、厨房内のレイアウトに関する課題がありました。
具体的には、床の高低差や給排水の位置など、建物の構造上の制約があったため、慎重に取り組む必要がありました。
また、カフェ専用の入口新設を検討しましたが、工期や構造体力上の問題から断念しました。
厨房エリアの整備だけでなく、居心地の良いカフェの雰囲気を既存店舗(サブウェイ)にどう調和させるか、工事予算の兼ね合いもあるので、そのバランスを取ることに頭を悩ませました。
厨房エリアの整備だけでなく、居心地の良いカフェの雰囲気を既存店舗(サブウェイ)にどう調和させるか、工事予算の兼ね合いもあるので、そのバランスを取ることに頭を悩ませました。
Q:ぜひ注目してほしいポイントはどこですか。
山岸:MĀNOAは、木を主体としたシンプルな空間が特徴です。
特にフードコート形式の客席フロアでは、サブウェイと新規カフェの2店舗を共有できるハイブリッドな空間を作り上げています。
▼客席フロア:サブウェイとMĀNOAの2店舗を共有したフードコート形式の客席
例として、既存店で間仕切りとして設置されていたスリットのパーテーションも、当初は撤去したいとの要望がありましたが敢えて継続利用しました。
そして、新しく導入した古木の梁と柱もアクセントとして用いることで、自然素材の温かみを感じられる空間に仕上げました。
▼スリットのパーテーションを継続利用し、古木の柱をアクセントとして新たに用いています。
訪れる皆様に心地良い空間でくつろいでいただければ嬉しいです。
レセプションでの贅沢なひととき
先日、MĀNOAオープンのお祝いに、代表山上やスタッフでレセプションに伺いました。
▼後列右から:オーナーのチャールズ様、オーナーの武田様、代表山上、デザイナー 山岸、営業 田中、スタッフ様。前列:店舗スタッフ様二名
コーヒーの他にも、カレーやパスタなど美味しいフードもそろっています。
さらに、銅板で焼いた絶品パンケーキ、プリンやケーキなどのスイーツも取り揃えていて、コーヒータイムがより一層楽しめます。
お隣のサブウェイの野菜たっぷりなサンドイッチとMĀNOAのコーヒーをいただくのも良いですね!
最後に、MĀNOAの誕生に際して、オーナー様をはじめ関係者の皆様へ、心からの感謝を込めてお礼申し上げます。
これからもMĀNOAが地元の人々に愛され続けることを心より願っています。
お近くにお越しの際はぜひお立ち寄りください。
店舗情報:MĀNOA(マノア)
住所 :長野県上伊那郡南箕輪村5975−1
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