こんにちは!古木部の東條です。
今日は寒い!本日氷点下マイナス10度にもなった大町倉庫工場に、東京からお客様に来社いただきました。
目的は、古木を自らの目で選ぶためです。
大町倉庫での古木選定
古民家を解体した際に集められた価値のある古木は、一本数万円から高いものは数十万円もします。遠方の方の多くは、私たちが古木を選定し、メールにて送信した古木写真を見て納得していただいたものを購入することが多いです。
しかし、自分の大切なお店の一部となる古木ですから、「やはり実際に自分の目で見て、手に触れて質感を確認した上で購入したい」とおっしゃる方も少なくありません。
そのようなお客様は、まずは最寄りの駅まで来て頂き、そこから弊社スタッフが送迎して対応しております。
▼今回は北陸新幹線長野駅でピックアップし、大町倉庫まで1時間強のドライブ。
大町は標高が高く、冬はとても寒いです。スキーで有名な白馬村にもほど近く、雪もたくさん積もります。
そうしてお客様が大町倉庫に無事辿り着きました。はるばるありがとうございます!
早速候補材を見ていただきました。
お客様が、いきなり大町倉庫内にある3500本の中から1本の古木を選ぶのは至難の業。
そこで、大町倉庫での古木選定の際は、事前に弊社の大町スタッフがお客様に合う材をいくつか選んでおき、当日はその中からお客様に選んでいただいております。
▼今回のお客様は、候補材2本の中で太い梁の形状(左側)に一目惚れ!
様々な方向から形状を確認し、表面の色合いや手斧の跡が残るゴツゴツ感も実際に手で触れて一つひとつ確認していきました。これはメールではできないことですよね。
▼その後は大町倉庫内にある古木を案内してご覧いただきました。
3500本の古木の量に圧倒されつつも、その目は輝いているように見えました。古木の歴史に、サイズ感や形状に魅力を感じてもらえたようです。
事前にWEBや写真では見ていたようですが、『実物の前では比べようもなくてとても刺激的だった』
『こんな梁ならどこに使おうかな?などと早くも別物件にて試してみたい!』とのこと。
嬉しいお言葉ありがとうございます!
▼最後にアンケートに回答いただきました
「たくさんの古材の在庫があり歴史を感じられた。今後もお願いできると思いました。」
▼「想像していたより多くの材を持っておりとても魅力を感じた」
遠いところを来て頂き誠にありがとうございました。選んでいただいた古木は、この後、長さ調整などを行い現場へ納品されます。
皆さんも是非この大町市古木倉庫工場へお越しくださいね。
見学を希望の方はお問合せフォームよりご連絡をお待ちしております。